総入れ歯になった時はどうやって噛めば良いのですか？心配でなりません。

自前の歯と比較して総入れ歯の咬合力が少なくなることは事実ですが、日暮里市の歯医者で受けられる入れ歯治療のレベルは年々向上しており、精密入れ歯などの口腔内にかかる負担の少ない入れ歯も増えてきていますから、簡単なコツさえ覚えておけば不安になる必要はありません。

基本となるのは、どこか一ヶ所だけで食べ物を噛む癖を無くすことです。人間は利き腕があるのと同じように、食べ物を噛みしめる際に右の奥歯や左の奥歯など、どこか一ヶ所の歯を酷使してしまう癖を持っています。自前の歯では多少無理が効きますが、総入れ歯の状態でこの噛み方を続けてしまうとバランスを失い、使っていない片側の入れ歯が浮き、入れ歯全体が傷んでしまう場合があります。左を使ったら右、その次は左と、負担がかかる場所を分散することがポイントになります。

部分入れ歯から総入れ歯に変更した方で多いのが、前歯ばかりを酷使してしまうというパターンです。奥歯から順番に入れ歯に変えていったという方は、自前の歯として残った前歯を使って噛む癖が付いている場合が多く、総入れ歯にした後もその癖を引き継いでしまっています。この状態では総入れ歯の前歯を傷ませてしまうばかりか、食べ物を細かく噛み砕くことができないので喉や胃にも負担をかけてしまうので、全体の歯を使ってゆっくりと食べ物を噛む癖を付けましょう。

どうしても噛み方のコツが掴めないという場合には、自己流の間違った癖を付ける前に歯科医に相談し、指導を受けることをおすすめします。日暮里市にはアフターケアに優れた歯医者が揃っていますから、入れ歯の完成後にもアドバイスや丁寧な定期検診を受けることが可能です。